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zoom RSS 顔画的自主映画入門2

<<   作成日時 : 2008/01/27 23:04   >>

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自主映画を制作する上で、いや商業映画でも一番問題なのが予算とは思うが、実はそれよりももっと大変なのが人間関係。つまり一般社会と同じ部分である。この部分に悩まされることが一番のストレスを生じる。酷い場合はノイローゼにもなってしまうのだ。
僕もこのストレスに悩まされたが、いまだに懲りずにやっているということは何の教訓にも学習にもなってないのかもしれない。そこで簡単な注意事項を拾ってみた。なんの参考にもならないただの体験談である。


人間の恐怖
★製作
経験からいうと、製作スタッフはアメでもやって完璧に手なずけておいたほうがいい。
なぜなら僕みたいにええ加減な人材が製作にいると事故が起こる可能性が大だから。

僕も最初から製作や監督をやっていたわけではない。勿論学生時代は先輩の手伝いから入った。当時一番苦労したのは下っ端というだけで、キャスティングやカメラの管理まで全て一人でやらされたことだ。しかもそんなもん一人で管理できるわけがなく、借りていたカメラを盗まれてしまい、弁償したことだってある。それも二回もだ。当時は機材関係全ての責任を任されていたので相当弱った。結局犯人は見つからないままだ。

★キャメラマン
カメラマンはセンスのある人を選ぼう。監督のいうカメラ位置よりこっちのほうがええんちゃうかな〜と勝手に位置を変える奴もいて監督とケンカしてる場面に出くわしたことがあるが、どっちも撮ったらいいのだ。

サークルで一番最初に撮影したビデオ映像を作った時、僕は出演者であった。
しかし、カメラマンやってた先輩に撮影のセンスが全くなく、というか完全に初体験で、素人が必ずやって失敗してしまう、やたらアップにしたり引いたりの連続で、肝心な動きがまったく撮れていなかったのだ。
僕たち下っ端の演者は深夜に及ぶロケに精一杯がんばったつもりだったが、撮影後うちでやったラッシュを見て全員落ち込んだ。一番落ち込んだのは、わざわざ一時間かけて車出してロケ地へ運んでくれた総合演出の先輩だったかもしれない。
夜も白々明け、ラッシュが終わったと同時に僕らは明日(正確には今日の晩)もう一度まったく同じロケを慣行せねばならないことが、その場で決定してしまった。おまけに僕がカメラマンに任命された。
以後十数年間カメラは自分で動かしている。腕は一向に上がらないが…。

★シナリオ
シナリオがよくないといい映画は作れないという鉄則が映画業界にはあるが、ちゃんとシナリオ通りに撮影したことがない僕としては果たしてそんなもんなのだろうかしら?というのが正直な感想だ。

最初に8ミリの長編映画を作ることになったのは、二十歳の頃で、先輩が脚本のほかキャスティングやスケジュールやらを決めた。企画の時点では面白そうな企画なので同期たちもみんな喜んで参加することになった。しかしそのうちなんやかんや予算で躓き、まず一番金のかかるフィルムでの撮影を断念した。
ビデオカメラは他の先輩から借りることができたが問題はみんなのスケジュールだ。
実家在住の同期たちは実家へ逃げるという手もあるが、僕は学校の近所に一人暮らししていたため、うちがスタッフルームにあてがわれてしまい、逃げることすら出来なかったのだ。
最初に上がったシナリオは、喜劇映画マニアの先輩が書いたとあって実に面白く出来上がっていた。しかし映画と学科とサークルと、人によってはバイトもしたり習い事もあるため、スケジュール的に無理が生じてシナリオの全面書き直しとなった。
数日後完成したシナリオを見て唖然。初稿のアカンとこだけしか残ってないのだ。クランクイン直前にくらってしまい、一気にやる気がうせた。
いくらセンスのある人材が脚本を書いたとしても、それを削ることで残った素材が生きるか死ぬかが決まるの。切った本人にセンスがなかったのか、残念だがそれは完全に死んだホンになっていた(当時はとてもそんなこと言えませんでしたが…)。

画像
                           問題がないうちはいいが…。


★キャスティング
これには相当の神経を使う。
プロならタイトルの看板の順番や配列なんかで監督ともめたり、俳優のわがままで撮影が無になったりすることもある。勿論自主の世界でもちゃんとそういう抗争はあるのだ。かといってなあなあの仲で固めても問題は起こるから難しい。

一回すごいことする先輩もいるな〜と感心したのが、「俺一人が出ると非常に不味いから彼女も出したってくれ」と平気で言いよった人がいた。さすがに役が一杯なので「通行人ぐらいしかないんですけど〜」と言って実際撮影に参加してもらったが、彼女「セリフはないの?」「えーこんなのおもんないわ〜」と不平不満だらけで挙句の果て「やっぱり出ない」と言いやがった。なるほどこの彼にして彼女ありけりだ。あれには参った。結局その映画はポしゃったけど。

よくあり価値なのが、撮影当日突然「デートがあるから早く終わらせて」と頼んでくる奴だ。
そりゃ大事な休みの日をしょうもない無償の撮影なんかで無駄にしたくないさかい、双方の顔も立ててという見解なのだろうが、こういう輩は頼むさかい最初から関わってきてはいかんよと思う。


まだまだいっぱい注意事項はあるけど、間違っても早いうちから女優には手を出してはいかんね。撮影途中にそれやったら言うこときかなくなるよ。僕はないけどそういうのは嫌というほど見てきたね。

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