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zoom RSS オサムシとヨコリュウ

<<   作成日時 : 2008/02/10 15:08   >>

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先週ですが宝塚にある手塚治虫記念館へ行ってきた。
現在記念展示会横山隆一・手塚治虫 おかしな二人展をやっているというので、なんとか時間作って一人で行ってきたのさ。
わたしなんかえらいもんで秋元文庫の『ドシャ子』デンスケに影響されて大人漫画に入った輩ですからね。フクちゃんは意外と二の次、中学のときなんか西海のマンガ大王でおなじみのMOSさんが小学館文庫の『百馬鹿』を入手し、なぜかクラスで大流行したからね。変な話。
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マミアックで下世話な階級上では水木しげるはパクリ名人とか吹聴している方もいるが(あ、それは俺か)、神様オサムシもかなりのパクリ…というか「真似しん坊」である。そのまねまねランク1に指定されるのが、このヨコリュウ翁(の真似)である。

まずトレードマークのベレー帽、デビューのきっかけは新聞の4コママンガ。
『フクちゃん』でヨコリュウがあみ出した技はそれまでの新聞マンガの常識を覆す4コマの枠から飛び出すフクちゃん。それに触発された(?)オサムシも『新寶島』で映画のように流れるシーンを連続させ、当時富山の漫画少年だった藤子不二雄がその場面を見た瞬間そのページに後光が射してピッカピカー!カーッ!!・・・ってこのくだりは今まで色んな文化人が語ってきたのでもうええか。

そしてオサムシがなにより真似したのがアニメだ。
ヨコリュウはアトムに先立つこと昭和36年にフジテレビで『ヒストリーカレンダー』なる一分間のアニメ番組を、自社「おとぎプロ」で製作している…って全然知らなかったわー。しかもスタッフには鈴木伸一もいる。展示場で流されていたの見てみると、僕らが子供の頃よく見た道徳のCMっぽいアニメがなかなかかわいらしかった。
オサムシもあやかって虫プロを設立しアニメを作りまくったはいいが、その反面、多額の借金を重ね、しまいには会社を潰してしまう。アニメ製作をええところでやめたヨコリュウとはちょと違う。

ヨコリュウの趣味は元祖「変コレクション」としても有名で、マニアックなモノばかりを集めている。これは後の藤子不二雄Aへと繋がる。勢い余ったヨコリュウ、ついにトキワ荘解体の際に、その壁まで貰ったというからかなりの変コレクターだ。
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                             ↑テラさんもいる!

ちなみに貼り付け・・・いや切り貼りコレクターといえば水木も有名である。漫画家は何か集めるのが好きみたいだ。

そしてヨコリュウといえば漫画集団の設立。勿論オサムシやトキワ荘チームもこぞって参加。プロ野球で例えると名球会みたいなもんかな?なにかしら楽しい結束がありそうな魅力的な集団である。
しかし名簿を探ってみると、きいたことある漫画作家はほとんど加入しているが、水木や白土、つげなどのガロチーム(もしくは貸本組)は参加していないが、滝田ゆうは入っているのも面白い。ダイナミックプロの永井豪一門もおらんかと思えば、杉浦茂なんか師匠の田河水泡があんまりそういうの好きじゃなかったみたいで入らなかったんだと。面白いね。

ついでにヨコリュウの自作のジオラマも展示されていた。死ぬ間際まで趣味に没頭する子供老人だったんだね〜とつくづくパワーを感じるな〜と思った。
夕方までに帰らなければならず、結局期待していたヨコリュウの短編映画上映の午後の部は惜しくも辞退した。いつか高知にあるヨコリュウの記念館へ行ったときに見よう。
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珍しい3ショット(みんな亡くなったんですっけ?…違うか?)↑

まねまねとはいったものの、オサムシは先輩ヨコリュウに対し、かなりの敬意を払ってお手本にしているといったほうが正しい見方で、それは過去に松田優作が原田芳雄にあこがれて、原田家で餅つき大会やってたら、自分も負けじと餅つきしてたというちょっとおちゃめなライバル関係にも値する・・・そんなわけないか。ハーペッタンペッタン。

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