鴨川つばめに怒られた!?

色んな人に怒られた話を。
日々日常を送っておりますとね、怒られることもしばしば。また怒ることもしばしば。
え~そうですね~いっぱいありすぎてどうにもこうにも何から話したらいいか…。
9月のタルワキナイトではあんまり触れなかったけど鴨川つばめに会った時のことはけっこうネタいっぱいだったのですね。
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                         (抜粋。上手ですね)

かれこれ10年ほど前、ちょうど『塩味チーズ味』が終わった頃になりますが、あるルートで(確かマツエジュン関連の筋を伝って)鴨川つばめの住所をつきとめたのですな。それがなんとめちゃ家から近くて驚いたものです。
集合ポストに「ひよこプロダクション」と表札に表記されていたので、通なら「おー!東京ひよこがまだご健在だったのか!」とちょい驚いたと同時に、ここが鴨川つばめの住居であることは間違いないと確信するのですな。
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                 ↑東京ひよこの正体。衝撃でした(当時小3

ほんでとりあえずただのファンとしてピンポン押すと・・・・
まあ…出てきませんわな。
で、その時にお土産として『タルワキ創刊号』を持ってったのです。
このご本は当時僕らがアホ仲間達と作ってたミニコミですが、創刊号は鴨川つばめ特集でした。
「こんなん作ったんですよ~まだファンはいてるんでっせ~!」というはた迷惑な気持ちと「すみません、勝手に作ってしまいまして」とお詫びの意も込めてのアポなし訪問。しかし門前払いというか多分居留守で本置いて帰るのですよ。トホホ。

考えてみると、こういう行為って著者本人からしたらものすごく迷惑な話と思いますわ。20代のいきり行動ですね。家帰って反省もいいとこですよ。かといって作らんほうがよかったかというと個人的には作ってよかったと思うのですね。

ところが、翌日バイトから帰って留守電聞いてみると、いきなり

「鴨川です・・・」


わー!驚いた!
その後「自宅にご連絡下さい」と言ってちゃんと番号まで入ってる。エ!?・・・本人かこれ?つばめの声か?・・・あ、つばめの声知らんがな、と完全にバイトのミスなんか飛んでってしまい、すぐその番号へ電話したら、鴨川つばめご本人登場です。
わー!顔ちゃんかんげきー!・・・と思ったのも束の間、

「いや~・・・ああいう本は作ってほしくないんですよ・・・」・・・ガーン。

「あ、す、すいません・・・」
「過去のことは振り返りたくないんで・・・」
「そ、そうですね・(そうですねって)・・」
「でももう作ってしまった物なのでこれ以上は何も言いません」
「あ・・・ありがとうございます(何でお礼?)・・・」
そっとしといてほしいという本人からの状況を把握し、まったく動揺した僕の口から出た言葉はこともあろうか「あ、ああの・・・もっかいちゃんと作りますんでインタビューできませんか?」だった。KY丸出しですわ。
当然、
「そういうのも勘弁してください」
と言われるんですが、なんかここでハイそうですかと引き下がって切ってしまったら、あんだけファンだった作品もなんか遠くに感じてしまいそうで、仕方ないというか最後の悪あがきというか、開き直って、
「そ、そうですね・・・私がアホすぎてしまいました。ではサインだけでももらえませんか?」
と言ってしまった。
そしたら、つばめ先生「こいつもうアカンな~」と諦めたのか知らんが、

「・・・・(ちょっと沈黙の後)・・・わかりました。会いましょう」
ときた。

エエエエ、ギョギョエーー!?・・・い、いや、僕冗談で言うたんですけどほほ・・・ウソウソ、やったがなー!ステキよー!!
「マ、マジでっか!?・・・いいんですか!?」
「いいですよ。インタビューも受けますよ」

突然気が変わりはったのだ。
扱ってる媒体が発行部数の少ないミニコミだったことや、ありがたいことに僕の電話の感じで「悪い人じゃなさそうだ」と察してくれはったという理由で承諾してくれたのだ。まったく有難い。
しかも会える日と時間もつばめ本人から指定され、そこからはトントン拍子に話が進んだ。
ベタな表現だが受話器が手の油まみれになっていた。耳にくっつけてるほうの受話器も汗だくだ。
そんな汗と油にまみれた汚い僕は、ドキドキしすぎて地味なハト胸と化した汚い身体をハトのように若干震わせながら取材当日、ひよこプロダクションの前に立っていた。以下次回に!

つづく
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↑これが幻のギャガー「鴨川つばめ」特集の内容(僕も所蔵してないためヤフオクからの引用です。懐かしい!)

★★この男もつばめ作品の大ファン。黒井唐州の顔画対談最新版はこっちだよ!

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この記事へのコメント

青山
2008年08月17日 00:23
鴨川つばめ先生の記事、大変、興味深く、
ものすごく、面白かったです。
すごいですね。先生に会えるなんて、
すごい、いいなぁ~の一言です。

先生はその時タバコは吸われてたのですか??
クイックジャパンのバックナンバーを売ってる店が
あるので、今度、買いに行こうと思います。

自分は漫画家に興味があって、暇があれば、
漫画の勉強を今頃になってやっています。
鴨川先生はマカロニほうれん壮しか知りませんが
絵がめちゃくちゃ上手で尊敬しちゃいます。
ギャグセンスも抜群で・・・ほんと羨ましいです。
わざわざ
2008年08月17日 19:17
ありがとうございます。
もうだいぶ前の話ですね。当時は自転車でいける距離に住んでたのでああいうマネができたのかもしれません。
ちなみにマーシーが捕まった場所にも近かった(苦笑)。

マカロニはほんと今読んでもおかしいですね。
僕もたまに漫画描きますが相当影響されました。
タバコは吸ってましたよ。ずっと同じマッチ箱を愛用してるらしく、カリカリに掠れてなかなか火がつきにくくなってるのが印象的でした。

ギャガーは再版してくれと、当時の編集長に交渉中です。
青山
2008年08月17日 23:42
マーシーって田代まさしですか??
あんまり鴨川先生の件がすごいので
ハイロウズのマーシーかと一瞬思いました。

自分もヘビースモーカーなので
たばこの値上がりの件でネットを開くのが
毎日、恐いです。

昔より、たばこがうまくなくなったので
早くうまくなってほしい限りです。
コメントに返してくれまして、ありがとうございました。
このブログはお気に入りにしたので
また、遊びに来ます。(ぺこり。)
勿論田代です。
2008年08月18日 22:46
あ、ハイロウズのマーシーも一回見ましたね。
京都でバイトしてる時、先輩と二人でマクドにおったら、レジで「僕のハッピーセットのおもちゃ違うやつが欲しいんですけど…」と必死に交渉してるバンドマン風の男がいて、二人で「マーシーソックリやな~…」とか怪しんで見てたら、なんと二階からヒロトが降りてきて「もう行くよ」と言ってメンバーゾロゾロ出てきました。
あれにはびっくりでした…。
青山
2008年08月19日 02:11
そんな真近で芸能人をゾロゾロ見ちゃって
凄すぎです。
しかもヒロト&マーシーだなんて
伝説ですね。
次は
2008年08月21日 00:11
芸能人発見ブログでもやりましょかね?
偶然100人近く会ってるはずですよ。
まー全然自慢にもならない話しかないですが…苦笑。
にゃおん
2008年12月21日 06:33
ふと懐かしくなって鴨川つばめ先生のことを調べていたらこちらにたどり着きました。
マカロニ連載当時は毎週一刻を争ってチャンピオン買いに行ってたことをよく覚えています。
このマンガでマンガの面白さにはまり、とうとう漫画家になったくらいですから
(2~3年で辞めましたけど)。
連載終了後はだいぶ苦労されたみたいでファンとしては本当に涙が出るような思いです。
サッカーで言えばマラドーナのような才能だったのにあまりにも早く潰されて
しまった・・・。いろいろな意味で時代が悪かったのかもしれません。

でもいろいろな誘いを断って新たなマンガの構想を練っているというところは
さすがだなと感じます。また、読んでみたいな~。


顔川
2008年12月22日 18:42
わざわざコメントをありがとうございます。
先週、なんかの男性向け週刊誌で消えた漫画家特集してましたが、鴨川つばめの現在は普通の生活としか書かれてなかったので最近は取材拒否してるのかもしれません。去年はチャンピオンにちょっとコメントしてましたね。

にゃおんさんのマンガ、どこかで読めませんか?
にゃおん
2008年12月23日 21:25
御返事どうもありがとうございます。
私の漫画は残念ながら単行本化されてないのでもう読めないと思います。
単行本化の話はあったのですが、バブル崩壊と共に消え去りました(笑)。
現在は漫画とは全く関係のない自営業なのですが、あらためて漫画家という職業は過酷だなと思います。大ヒットして日の目を見る人はほんのわずかですからね。
今思うと辞めて正解だったのかもしれません。
JJ
2013年08月07日 07:35
突然すみません。驚くやら羨ましいやらで、興奮しながら読ませて頂きました。最近ブラックジャックの舞台裏の漫画で天才編集者阿久津氏について語るつばめ氏のインタビューを見て感無量だったところにこのブログは衝撃でした。
ちなみに私は、井の頭公園近所の諸星大二郎さんの旧宅をさがしています。福島の事故をきっかけに、長野に引っ越されたようです。極力筆者迷惑をかけないことを気遣う貴殿のスタイルを見習いたいとおもいます。
顔顔
2013年08月12日 21:13
ありがとうございます。BJ裏話僕も読みました。
実はその後また鴨川氏に会いに行くという企画があったのですが、僕が関西へ移住したので流れてしまいました。
諸星大二郎氏引っ越しですか。高校時代に漫画を描いていた頃によく参考にしてました。短編の看板ばっかりの町に行く話とかもろパクったりしましたね。しかしあの雰囲気パクるにはなかなか難しかった記憶があります。

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  • えらい身近な封印作品

    Excerpt:               ちょっと掃除をしてた個人的にはめちゃ面白いマニアックな資料が出てきた。 もっとも普通の人にはわかりませんが、今まで実現できなかった、所謂ボツ資料の箱が出てきたのです。コ.. Weblog: 黒のマガジン racked: 2008-06-15 16:01