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zoom RSS えらい身近な封印作品

<<   作成日時 : 2008/06/15 16:01   >>

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ちょっと掃除をしてたら、あららら、個人的にはめちゃ面白いマニアックな資料が出てきた。
もっとも普通の人にはわかりませんが、今まで実現できなかった、所謂ボツ資料の箱が出てきたのです。コレ、捨てるのも勿体無いし、個人的は発売されたものより愛着があるものだったりするので…でも最終的には捨てますが、ちょっとだけ客観的に挙げてみますと、まあこんな感じ。


映画・ビデオ編

★林五郎劇場ビデオ「最終回・サヨナラ五郎」(2000年製作予定/垂脇書店)
2000年に製作された自主作品『五郎と夜と音楽と』の最終編として企画されていたにもかかわらずお蔵となった作品。
シナリオでは、五郎の最大のライバル妙案和尚との対決、隣の印刷工場のゴリラ社長とのやりとりなど新たなキャラが誕生していたが、製作日数と演者のスケジュールが合わず自然消滅となる。
尚『五郎と夜と』には、五郎が公衆電話のボックスで長電話している男(菊次郎)とケンカになり、挙句の果てボコボコにされるという悲惨なシーンがあったが、時間の都合で全面カット。しかしエンディングが先に完成していたため、テロップには「菊次郎」の役名が残っている。


★黒座敷の逆襲(2003年製作予定/尻プロダクション)
尻プロ製作のビデオ映画作品『佐藤黒座敷』の続編。
シナリオも完成し、役者のスケジュールも押さえていたが、撮影期間と役者のプライベートの色濃い沙汰で内ゲバが勃発。シナリオを短く切るがどこを切っても重要なものが省かれるためカットも困難になる。結局全稿没にした製作班は、急遽数日しかないスケジュールに合うようにシナリオを全面的に書き下す。
こうして誕生したのが『鶏冠の生えたコンビーフ』(脚本・関根しりもち)だ。
紆余曲折もあって撮影は無事終わったのだが、演出側と演者側が演技について対立してしまい見送りに。そのまま次の企画が持ち上がり、編集もままならぬままお蔵入りとなってしまう。
ちなみにこの次企画された『牝座敷・暴力野球拳』(2004年)は、撮影には至らなかったものの、シナリオの一部が、アニメ『銭座敷』と、翌年企画制作された『情熱のARASH!』や、『劇画・黒座敷』に反映されている。

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出版編

★戒王・第8号 特集・『傷だらけの天使』(1997年制作/東風社)
劇画作家・山田参助無責任編集のミニコミ。95年大阪で誕生。
7号までは売れ行きも好調で、次号は阪本順治監督の映画版公開に便乗し、「傷だらけの天使」特集が企画される。
藤本和也を中心に、傷天マニア対談や、オサム&アキラファッション検証、二人のアパートの私物大研究、劇画版『傷天』などバラエティに飛んでおり、版下直前まで完成されていたが、お蔵入りになる。
理由は正確には不明だが、本誌の売りにしていた山田参助の無責任編集長ぶりにあると思われるが、真相は謎のまま。事実上『戒王』は7号を持って休刊のまま廃刊。
既に東京へ渡っていた残党作家勢は、『月刊タルワキ』を立ち上げる。


★完全ドリフ映画本・完全版 (2000年制作/垂脇書店)
記念すべき「完全ドリフ映画本」(97年制作)の加筆修正豪華版。
当初タルワキの最終号と同時進行で企画されたが、先に出版されたのは『ハッスルホイ!』
『ハッスル』の出版延期がほぼ確定になった頃、垂直編集長が独断でGOサインを出すが、ハッスルが思いのほか早く無事出版されたのでそのままスルーされてしまった。
しかし本当の原因は他にある。
実はこの完全ドリフ映画本は、元版、つまり印刷前の最終原稿がまるまる紛失しているのだ。
事の発端は98年にうめだ●月シアターで二回に渡って開催された「ドリフ映画フェスティバル」に関係している。
当日パンフレット代わりにこの本を販売。しかし、吉●興業側が保管していたダンボールが観客の入れ替えのごったごったで荒らされてしまう。そして本の元版とカラーコピーされた映画ポスター数点、ゲスト出演していた高木ブーのCDなどが持ち去られてしまったのだ。
垂脇書店のファーストヒットだったが、以後ドリフ本は再販されていない。吉●もこの件に関しては担当者が雲隠れしたままだ。
尚、この本に関してイザワオフィスからはクレームはなかったが、せめて一冊くれとの連絡があったとか。
「ハッスル」に関しては石立鉄男の当時所属していた事務所の社長が喜んでいたとかいう噂話もある。


★タルワキさん(2002〜3年制作/垂脇書店)
2002年、タルワキ最終号完売後、多少のファンからの要望に応え、限定本(総集編)を作ろうというささやかな企画が持ち上がった。
正確には『よりぬきタルワキさん』というタイトルで、今までタルワキで特集したページをピックアップして一冊にまとめようとした企画。
タルワキお得意のタブーネタや、地方CMネタサンテレビネタのページも増量。
鴨川つばめを始めとする過去にインタビューしたものの、泣く泣くカットしたとっておきの話もこの際掲載、ミニコミにしては破格の2000円前後でするという前代未聞の豪華本になる予定だった。
これがもし実現していたら、放送禁止本や、封印作品本の先駆的書物になったかもしれない。
編集部も再結成し、相当やる気になっていたものの、2004年当時、垂脇編集長がよりにもよってデリヘル詐欺にひっかかった挙句、行方不明に。約1年後連絡がつき(市内のマンガ喫茶に潜伏していた)、事の真相が発覚。
7年間活動の拠点にしていた神奈川県川崎市から現在の東京都内へ移転。同時に垂脇書店は空中分解後、活動休止となる。
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ちなみに・・・
『ニッポン尻相撲狂時代』第三号(放送禁止特集)は珍泥坊主で売ってます



音楽編

新内泊盆踊り音頭(1996年制作予定/カラ十)
当時スキャンダルバカレーベルなるユニットを立ち上げていた顔画工房の前身(唐州&貝十)は、地元の盆踊りでかかる「もろたいな音頭」(正式タイトル不明?)を打ち込みで編集、アレンジし、吹き込もうと企画。
音減も完成したが両者の温度差が期待以上に上がらず没に。変わりに「お盆実況中継」という架空のラジオ番組を録音し、すぐ紛失。


他にマンガ編や、イベント編、お店企画編などまだまだネタは尽きぬほどありますが、処分しますのでこの辺で。

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ラブレタフロム西海
                   79年頃の西海町・船越湾。とんでもない物が引き上げられた。 ...続きを見る
黒のマガジン
2008/08/29 13:47
自粛と削除
ソフィア・ローレンさんやりましたね〜。 さて、それはよしとして、わたしも結構長いこと変な映像を作っているのだが、その全てを公開しているわけではない。 むしろ公開してない作品のほうが多い。 何らかの原因で封印してしまった物はあるが、たいがいは映像そのものががなくなったか自主規制している。 しかし、以前書いた身近な封印作品でも解説したように、近年になってどこからか発掘されるケースもある。 そんなマイナーな映像物を探っていきます。 ...続きを見る
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2010/10/13 23:50

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